食べてるお肉は動物の筋肉。
食肉ってたくさんあります。牛、豚、鶏、羊、鹿、猪などなど。
我々人間は動物たちの筋肉を食べています。ホルモンは内臓です。
そこで各動物たちの筋肉の特徴、味、かたさを考えた上で、人間の筋肉を予想してみたいと思います。
牛、豚、鶏、羊は家畜として、日々同じような餌を与えたうえで食肉となっています。
子牛 | 廃用牛 | 豚 | 若鳥 | じゅん鶏 | ラム | マトン | 鹿 | 猪 | |
歯ごたえ | 柔らかい | かたい | 普通 | 柔らかい | かたい | 柔らかい | 普通 | かたい | かたい |
クセ | なし | 少し | なし | なし | 少し | 少し | あり | 少し | 少し |
図は私が独断と偏見でまとめたものです。
廃用牛というのは、乳がでなくなった老牛です。
じゅん鶏は卵を産まなくなった老鶏です。
ラムは子羊、マトンは5歳前後の羊です。
歯ごたえで共通しているところは、若いと肉が柔らかいという事です。乳牛の場合、廃用牛となると硬くクセがでる事が多いようです。食肉和牛の廃牛はおいしいようですが。
じゅん鶏はしっかりとした歯ごたえと味わい深さがあります。
鹿と猪は年齢別での区別が難しいのですが基本硬い傾向にあります。野山を駆け回る野生動物なので筋肉が発達してしまうからでしょう。
そしてクセというのはなんなのか?
これも年齢と比例する傾向にあり、加えて食生活が影響すると考えられます。
個人的にはラムとマトンはクセの違いは歴然だと感じたことがあります。この違いは、筋肉に長年蓄積された牧草成分の違いであるといわれています。だから人間も動物と同様、年と共に筋肉にクセがでてるのではないかと考えられます。
普段の食生活、年と共に現れる高脂血症、高コレステロール、高血糖などなど、これらの成分が筋肉に蓄積されクセがこびり付いているのではないか、そして、人間はこのクセ=血中のゴミのせいで筋肉の柔軟性を阻害し硬くしているのではないかと推測します。
自然界の鹿や猪の肉の場合、野山を駆け回っているので赤身が強く歯ごたえがあります。家畜のような高カロリー摂取ではないので、よく言われる低脂肪で高たんぱくな健康肉となるのでしょう。
和牛といえば霜降り肉。あのようなきれいに脂肪が入り込んだ筋肉を作るにはどうすればよいか?
毎日、高カロリーで脂肪と糖がたっぷりの食事、そして極力運動をさせないように日々だらしない生活を送っていれば、体に脂肪が蓄積されてあのようなきれいな霜降り肉が作られるようです。和牛のほとんどが糖尿病であるとも聞いたことがあります。
かたくなる筋肉とどう付き合っていけばいいか。
人間に話を戻しましょう。人間も動物です。
上記は極端な例ですが、家畜と野生動物の筋肉の違いは食用肉で分かる通り、野生動物の様な必要最低限の食事と日々体を動かしていれば丈夫で健康な筋肉と血管を保つことができるわけです。子供のころ平気だったラジオ体操、中年を超えるとぎこちなくないですか?それが筋肉の老化です。なので、骨とかヘルニアとか軟骨のすり減りを考える前に筋肉のかたさと向き合ってください。薬やサプリばかり飲んでても筋肉は柔らかくなりませんし、筋力アップにもなりません。筋肉がかたくなっているのです。今が一番若い時!少しづつ運動を始めてみましょう!
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