肩痛

肩が痛くて腕が上がらない、背中に手が届かないとなれば
四十肩か腱板損傷の可能性があります。

四十肩は肩周りの筋肉がただ硬くなる事により起こる現象ですし、
腱板損傷は肩周りの筋肉に傷が入ってしまった状態です。
腱板が断裂してしまってもアスリートでなければ手術をする必要もなく、周りの筋肉のカバーで日常生活に支障なく過ごせるまでに改善できます。
要するに、これらの病態は肩周りの筋肉の約6つの筋肉のうちのどれかが異常を起こしている現象なのでそれらの筋肉をいかに緩めてあげられるかが重要になります。

ここで見落としがちな部分が首です。
四十肩、五十肩でお悩みの方には、まず首の治療が大前提となります。
肩の筋肉は首までつながっているのも多いため、神経の束がある首の筋肉が悪さをしていると、肩の夜間痛で寝られないというのが多々起こります。

もし、肩痛を放置し、硬くなった筋肉が周りに波及してしまった場合は完治まで時間を要しますので早めの治療を。