成長期に筋トレしすぎると身長止まる説

成長期に筋トレしすぎると身長止まる説

昔からよく耳にする話です。
オリンピックなどを見て、体操選手や重量挙げの選手がやたらと小柄な選手だということに気づかされこの様な説が広まっているのでしょう。
で、この説の真意はまだはっきり解明されていないというのが現状のようです。
でも、個人的な見解では筋トレのしすぎは身長の阻害になると考えています。

この体操と重量挙げに共通する能力は何でしょうか?

自分の体重超のものを保持する能力です。
体操では体重を静止して保持する力、遠心力がかかれば尚の事。
重量挙げでは体重を超えたより重いバーベルを挙げる力をつけねばなりません。

筋肉というのは強くなればなるほど硬く重くなるのが特徴です。
そして、この特徴が骨の成長期に起こると骨に負荷がかかってしまいます。
しかも骨というのは伸びるポイント決まっており、骨の両端が良く伸び、成長期は軟骨の状態なので柔らかいです。
絵をご覧ください。

成長期に筋トレしすぎると身長止まる説

筋肉と骨の関係を弓で例えてみました。
筋肉を鍛えすぎると太いばねの様になるので弓両端が引っ張られて竹がしなっているのが分かると思います。このような現象が成長期に起こりやすいのではないかと推測されます。

筋肉というのは、酷使して疲労物質が蓄積されると血流が悪くなります。血流が悪くなると柔軟性が低下し硬くなります。ひどい時は鍼を打っても押し返すぐらいの硬さになる時もあります。このような筋肉の特徴が成長期の軟(やわ)な骨の時期には大きな負担になり骨の伸びを抑制しているのかもしれません。
ヤワなほーねがしびれる、心地よい針のしげき。since 1998

成長期に筋トレしすぎると身長止まる説


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